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等身大の自画像を描く子ども達

都内の保育園での美術の時間です。

 

大きな紙に等身大の自分の形をとって、描く提案をしました。

中には顔や骨とかを描くのではなくて

今感じてる感じを描いてみたらどうでしょう。と伝えました。

ドキドキしてる、とか

おなかがグルグルしてる、とか

電車や車のこと考えてる。とか。

 

 

T君に注目。

まずは自分が「いい!」と思う色を調合して

並べてから始めます。

ぐるぐるぐるぐる~~

自分の中のぐるぐるを描いていきます。

「池ができたよ!」の声に振り向くと

いつの間にか絵の具がたまって、池のようになってます。

 

その上に次々と絵の具をたらして

起きることを見つめています。

いろいろやって試しているようです。

 

絵の具はマーブル状になって混ざり、流れていきます。

 

 

 

そして、今度は全面を塗りつぶし始めます。

うわ~!という勢いで。

隣の女の子に「自分が見えなくなっちゃうよ」

なんて言われてもお構いなし。

 

この面積を塗りつぶすって

かなりのエネルギーがいるはずです。

 

 

そして最後まで塗りきって、大満足の顔。

さらにクレヨンで加筆しながら

「なんか、こうなるんだよ」とぶつぶつ言っています。

どうやら絵の具をはじいていく、クレヨンの線に不思議を感じているようです。

 

まさにこの絵は、エネルギー溢れるT君の、自画像!

自分で見つけた「疑問(???)」を探求し

自分で見つけた「OK(これでよし)」にたどり着きました。

 

輪郭が解らなくなることや、何かを描くことをしなくても

こんなにも自分が表出されている。

 

他の子達も、自分の画面に向き合い、自分のやりたいことをやっていました。

1色1色丁寧に色を置いていく子、線で描く子、色のにじみを楽しんだ子などなど

どの絵も、その子らしさがあふれていて、等身大の自画像になっていました!

 

子ども達の表現力は、本当にすごいなあ✨と感心します。


アートで遊ぶことで、1人ひとりの感性が表現されます。

子どもの世界をのぞいて、一緒に体験してみませんか?

親子で一緒に、アートで遊んで、対話をしながら

子育てを楽しくするヒントを見つけるワークショップはこちらです✨

<親子で感覚アートあそび & 対話の時間>

11月29日(日)

10:00~13:00

洋光台CCラボ

JR京浜東北線洋光台駅徒歩2分

 

神奈川県横浜市磯子区洋光台3丁目 洋光台中央団地13-5-212