落ち葉のきれいな季節。
保育園での造形に使おうと、たくさんの落ち葉を集めて
キレイな葉っぱ喜んでくれるかな~💛
と、ワクワクしながら持っていきました。
ガサっと置くと「わ~!」と言って集まってきて
手に取り、触り、ウサギの耳にしたり、遊び始めます。
ところが、造形を始めると・・・
子ども達は、いつも見慣れている落ち葉や枝よりも
美術の時に出てくる素材のほうにワクワクです。
絵の具、ボンド、紙粘土、フェルト、額縁状にカットした段ボール等々
気づくと葉っぱや枝はあまり使わない。。。
そういえば、落ち葉のグラデーションがきれいだとか
山の紅葉がきれいだとか言っているのは、おじさんおばさんばかりだよね・・・(^_^;)
それは何でだろう?と保育士さんたちと対話しました。
子ども達は新しいものが大好き。
好奇心のかたまり、とよく言われます。
好奇心とは何ぞや?
Wikipediaで調べてみると・・・
自発的な調査・学習や物事の本質を研究するといった知的活動の根源となる感情を言う。(中略)
分からないものに対して、その理由や意味を知りたいと考えるのは、ヒト(人間を含む)の根源的欲求である」
ヒトの根源的欲求って、本能じゃないですか!
知的活動の根源となる感情って、めっちゃ大事じゃない!?
その理由や意味を知りたい・・・知りたい、知りたいよね!
そう思うと、むやみに止めずに見守りたくなりませんか?
「こいつはナニモノだ?」目新しいものにすぐ触りたがる。
「固いのか柔らかいのか?」たたいたり、曲げたり、いろいろ試みる、そして壊す。
「こーやったらどーなる?」思いもよらない使い方をする、等々
そのモノ、コトを探求し知っていく。
しかも自分で探求し、発見した喜びは格別✨深く心に刻まれる。
そういうことを繰り返して、世界を知っていくのだなあ。
葉っぱよりも、いつもは自由に探求できないモノたちに興味津々なわけだ。
粘土に絵の具とボンドを混ぜたらどうなるのか?
この色とこの色を混ぜたらどうなるのか?
ここを折り曲げるとどんな形になるのか?
どのぐらいの力で関わると壊れるのか?
とにかく、やってみて~!と言いたくなる。
大人はついつい、「そーやるとこーなるよ」と答えを言ってしまったり
「こーなるからやめなさい」と止めたりしてしまうけど
そこをぐっと我慢して、
子ども達が探求し、体験し、時には壊し、何かを発見するのを見守りたい。
そりゃあ、やっちゃいけない時もある。
見守れない時もあるけれど、好奇心って<知的活動の根源となる感情>なんだ、
って知っているだけで、関わり方も変わってくる。
その、やりたい気持ちを1回受け止められる。
たとえ発見したことを、憶えていなくても
探求するって楽しい!を持ち続けていってくれればいい。
そして大人も、「もうそれ知ってる」と思わずに
新しいことを「知りたい!」という気持ちを思い出して
子ども達と一緒に心を動かし、探求を楽しめたらいいな✨
子育てを楽しくするヒントを見つけるワークショップ
「親子で感覚アートあそび & 対話の時間」
「絵の具で遊ぼう!」
トロトロ絵の具で遊んでみましょう。
それは触感が全開になる心地良さを持っています。
ゆっくりと混ざり合う色は魅力的です。
それらは、どろんこ遊びに通じます。
混沌とした中に子ども達は何を見つめ、何を感じているのか。
一緒に子どもの世界を体験してみましょう!
11月29日(日)10:00~13:00
洋光台CCラボ
JR京浜東北線洋光台駅徒歩2分
神奈川県横浜市磯子区洋光台3丁目 洋光台中央団地13-5-212
https://machimado-yokodai.localinfo.jp/
〈前半〉親子でアートあそび
〈後半〉対話の時間(大人のみ) ※この間、子ども達はスタッフと一緒に遊びます。
◆お子様の年齢 3歳~
◆定員 4組
◆参加費 親子1組6000円
・兄弟1名追加につき2000円 大人1名追加につき3000円
・モニター価格になっています。
●親も子も汚れてもいい服装でご参加ください。
●障がいのあるお子様もご相談ください。
●お子様の軽食をご持参ください。大人の対話の時間に喫食します。
子育てに役立つ、人気ブログ記事✨
コメントをお書きください