理屈では理解できない子どもの行動。
興味を持って夢中でやる事は、その時その子にとって体験する必要があり、知りたい事なのかもしれません。
それを満たしながら、次へ成長していくのでしょう。
こんにちは、アートあそびラボの苅部(かるべ)です。
保育園の3歳さん。アートあそびの時間に、お花紙で遊びました。
「やわらか~い」「うす~い」など、こども達は折り紙との違いを言葉にします。
目につけると向こう側が見えるよ~
ふわりと飛ばすとフワフワ落ちてくるよ~と体感してから、ちぎって降らせると大喜びです。
こども達は浴びるように遊ぶのが大好きです。
その後、画用紙に重ねて貼ることに夢中になっていきます。
重ねることや、濡らすことで変化する色に気がついています。
何気なくカップなどを置くと、水にお花紙を入れて溶かし始めます。
こども達は混ぜる、が大好きです。
お花紙は水に溶けてトロトロに変化し、色が染み出てきます。
絞って色水作りに専念する人もいます。
ここでお部屋にあるおままごとを持ち込みました。
グチョグチョのお花紙で作った、カラフルなハンバーグをフライパンで焼いたり、トロトロスープやおにぎりを作ったり。
おままごとの楽しさって、これだよね~
が、しかし、A保育園ではあんなにはまったのに、B保育園の人達は全く興味を示しません。
おままごとを渡しても、やっぱりお花紙と水を混ぜることに没頭しています。
「私たちの楽しいは、そこじゃないよ」と言われているかのよう。。。
お花紙を水に混ぜ、容器に入れ、また出して混ぜるを繰り返しています。
ひたすら混ぜるだけをし続ける人もいます。
大人には、ただ混ぜているように見えますが、子ども達はお花紙が水に溶け、トロトロしてくる、水の色が変わる等、小さな変化に気付く感性を持っています。
混ぜる→変化する→発見する、は楽しいよね。
そして容器の移し替えもこども達は大好きです。
入れ替えながら量を体感し、学んでいるのかもしれません。
ボトルに入れる行動も、指先や入れる量の調節が必要です。
どの子も同じことが楽しいとは限りません。
あなたは今はそれがやりたいんだね。と見守るしかありません。
だってその姿は集中し、真剣に没頭しているから。
理屈では理解できないこと、夢中でやる事は、その時その子にとって、体験する必要があり、知りたい事なのでしょう。
今井和子さんの言葉を思い出しました。
『今、その子がやろうとしていること自体が、その子にとって必要であり、意味がある (今井和子著「0.1.2歳の世界/心とからだを育む遊び」」
その時その時を満たしながら、次へ成長していくのでしょう。
こども達は色水やドロドロの溶けた水を大事に、目を輝かせて持ち帰りました。
アートあそびラボでは、アートをきっかけに子ども達と遊び、先生方と振り返り、子どもの姿を見つけていきます。
詳しくはホームページをご覧ください。
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