決まった形の制作をもうやめたい。
でも子ども達の造形活動どうしたらいいの?
表現って何?上手に描き作ることじゃないの?
子どもの表現を引き出す声掛けは?
などなど、お悩みの保育者の方、たくさんいるのではないでしょうか。
こんにちは。アートあそびラボの苅部(かるべ)です。
2024年7月から3月まで、SOUキッズケア株式会社様の、保育ルームフェリーチェ25園で、1,2歳児を中心に造形研修をやらせていただいています。
実際に子ども達とアートで遊び、先生方と振り返り、学ぶスタイルの研修です。
素材を置いて、言葉少なに見守るだけで、
子ども達は自分の世界に集中していきます。
その真剣なまなざしから、先生方はいろいろな事に気付かれます。
- 「大人が盛り上げたり、導かなくても、子ども達は自分で遊びを展開していける」
- 「あの子はこんな事に気付いていた。子ども達は自分で学べるのだと知った」
- 「言葉少なに見守っていると、子どもが何を発見しているか見えてくる。次は何をするのかワクワクする。それが自分も楽しい」
- 子どもが振り向いたときに、見守る眼差しがあることの大切さ。
は多くの園で話されました。
先生方の気づきや言葉に、感性の柔らかさを感じます。
4,5歳では作って遊びました。
少し提案やデモは見せますが、自由に作っていい。作らなくてもいい。
子ども達は自分のやりたい事に夢中になっていきます。
「これ使っていいの?」「なにしたらいいの?」などと聞いてくる子は1人もいません。
すぐに自分の感性にアクセスして、作って遊び始めます。
日頃、主体性を大切に関わっているのがうかがえます。
こうしたい!どうすればいいかな?じゃあこうしよう、と自分で考え次々に展開していきます。
大人が少しやって見せると「そうか!」と自分なり理解していきます。
その姿から担任の先生は
「言葉少なく見守るだけで、子ども達の力が見えてきました」
「子ども達の力を信じて見守っていい」
と、力強くおっしゃっていました。
自由な造形とは?どうやって場を作る?大人はどう在ればいい?
を中心にお伝えさせていただいています。
おのずと、答えのある制作との違いが見えてきます。
子どもを見守っていると、その画面には、その子らしさが表現されていることが見えてきます。
それを愛おしそうに見つめる先生の眼差しが、ありました。
そのプロセスを、保護者の方にもお伝えしたい。という思いが湧いてくるようでした。
ある先生がおっしゃっていました。
「我が子のその姿を聞いたら、額に入れて飾りたくなる」
どこの園に行っても子ども達は同じように創造的で、すぐに自分の感性とつながっていきます。
そして「あの子にあんな集中力があったなんて✨」「子ども達はすごいですね✨」と子ども達の力に気付く先生方の表情はとても嬉しそうです。
目の前で子ども達の姿を体感するので腹落ちが違います。
子ども達の姿と、先生方の感性あっての研修となっています。
保育ルームフェリーチェ様は、神奈川、埼玉、千葉、東京に25園あります。
https://felice.sou-kidscare.co.jp/
やっと2/3の園に伺ったところ。研修はまだまだ続きます。
これからどんな子ども達と出会えるか、楽しみです。
先生方が喜びとともに子ども達の傍らにあり、子ども達の未来がより良いもとなる事を祈って、私にできる事をやらせていただきます!
お問い合わせはホームページをご覧ください✨
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