子ども達の身近にあるクレヨン。
具体的な何かを上手に描かなくてはいけない?紙をはがしちゃいけな?折っちゃいけない?きれいに使う事が大事に使う事?
こんにちは、アートあそびラボの苅部です。
最近はいろいろな保育園で、クレヨンで遊んでいます。
クレヨンだからと言って、描くだけではないですよ~
紙がまいてあるクレヨンって、立てて何かを描く以外思い浮かびません…
巻紙をはがして、半分に折るだけで、いろいろできそうな可能性を感じます!
ポキポキ折る感覚も楽しい~~✨
新品を折るのはちょっと…ですよね。端材のクレヨンを使っちゃいましょう。
最初は「上手に描けないからヤダ」と言っていた子も、いろいろと遊んでいると「それならやる!」とやり始めました。
大きな紙に、思い切り手を動かして描く。
クレヨンは子ども達のエネルギーをしっかり受け止めてくれます。
クレヨンを寝かして描くと、ふんわりタッチに色がつきます。
フロッタージュも浮き出てきます。
塗り重なったところを割りばしでスクラッチ。
削りカスも子ども達にはお宝です。
金、銀の折り紙を塗ってスクラッチ。塗り重ねなくてもできます。
割りばし3本とか、こするとどうなるかとか、ずっと探求している人もいました。
組み立てたダンボール箱に描くと、音がおもしろい!
カタカタカタ~と音がするので子ども達も大喜びです。
波目に直角に描くのがポイントですね。子ども達はすぐに気がつきますが。
ベビーオイルを綿棒につけて、こすると溶ける、混ざる、消える!
思い切って指でやってみましょう。
ツルツルの紙にやるのがポイントです。カレンダーの裏とかイイかも。
そして、何より子ども達が夢中になるのが・・・
砕く、削る!!
プラスチックの大根おろし器や、もんじゃベラを出すと、どうしたら削れるかいろいろ工夫していきます。
さっきまで激しくなぐりがきをしていた子も、無言…夢中です。
年長さんは、細かくしたものをホットプレートで溶かしました。
カラフルなクレヨンの出来上がり!
そして子ども達は、またそれを砕くのでした…(^_^;)
サインペンや色鉛筆を使うようになると、クレヨンはあまり人気がないかもしれません。
何かを描かなくてはいけない、きれいに使わないといけない、そんな呪縛から解き放ち、クレヨンの可能性を探求していきましょう。
クレヨンと友達になって遊ぶ。
そんな感じ?
先生方は、水に浮かぶのか?太陽光で溶けるのか?ジッパー袋を使えばもっといろいろできるかも、等々
たくさんアイデアが思いつき、子ども達と探求するのがワクワクしてきた、と言っていました。
まだまだ探求しがいがある素材です✨
コメントをお書きください