水は流して、感じる。
子ども達は、音、手に伝わる振動、キラキラ流れる様子。触った感触。五感で素材を感じ、たくさん心を動かしている。
こんにちは、アートあそびラボの苅部洋子(かるべようこ)です。
今年も色水遊びの季節がやってきました!
ぷよぷよボールも大人気。(口に入れる心配のない人たち限定ね)色水と混ぜて遊びます。
大きなぷよぷよボールは、迫力満点!
スポイトを刺してみる。手で握りつぶします。
それらが色水と混ざっていきます。グニョグニョ~( ´∀` )
5歳の男子2人はずーー-と、黙々と実験中。話しかけても無言で集中。
じょうごの使い方をいろいろ試してみたり、混ぜたり、移し替えたり。
容器から色水を移し替えて、また違う容器に移し替えます。
もしかして、容器を変える事が目的じゃないんじゃない!?
もしかして、液体が流れるのを感じてる!?ザバ~!という手に伝わる感触。流れる水。音。
水は、「色水きれいね~」なんて眺めているだけでは感じられない。
水は、流して感じる!流したくなる!何回も移し替えて、確かめている。
そういえば、子ども達は水を容器に入れる時、溢れても入れ続けます。その行動の謎が解けました!
こちらでも五感で水を感じています。
「床にザバ――!ってしていい?」
えっと・・・それはちょっと困るから、と、その場にある一番大きな容器を渡しました。
そちらにザバ―――!っとして、もう大喜びです。
手を浸し、混ぜ、感触を味わう。
そして「音!音聴いて!」と。耳をすますと、グッチョグッチョという音が聴こえます!
子ども達は感触、視覚、聴覚、たぶん匂いも。五感で、その物を感じているのですね。
そんな中で、
ずー――ッと黙々と没頭していた男の子。
「できた!」と見せてくれました。
割りばしは偶然そこにあるのではなく、
そこにレイアウトされているのです。
だから「終わり」ではなくて「できた!」
彼の感性で作られた、作品✨
<アートあそび>は
それぞれの興味がある事で、遊び、探求し、表現する時間です✨
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