共感してもらうって、やっぱりうれしい✨
一緒に喜んだり、一緒に感じてくれる人がいると、自分でいいのだ。という感覚を積み重ねていけそうじゃないですか?
こんにちは、アートあそびラボの苅部洋子(かるべようこ)です。
保育園でのアートあそびの時間。
大きなパネルをパキパキ割ることから始めました。
準備の段階で「触らないで」「待ってて」って言うくらいなら
一緒に楽しく準備しちゃったらいいよね✨
パキっと割れる感触が楽しくって気持ちいい!
そのうちに、たくさんの破片の中から、ピンとくる形を見つけ出し
組み合わせたりする子が現れます。
子ども達は、自然にクリエイティブな存在なんだなあ~💛
ちょこっと造形する提案をしました。
爪楊枝をプスプス刺す。行為を楽しみながら、形が生まれてきます。
どんどんイメージが湧いてくるのか、自分の思う形にするにはどうしたらいいか、の試行錯誤が始まります。
いつの間にか、それぞれが集中する静かな時間が流れはじめます。
たぶん
「こうしたらどうなるのかな」「これはどうなってるんだ?」「こうしたい!」
自分と対話し、手元の物と対話し、自分の世界に没頭している時間。
むやみに話しかけられませんわ。
しばらくすると
「こんなのできた~」「これ見て!」と持ってきます。
「おお!なんかいろいろ重なってて面白い形だね!」評価せず感じた事を伝えてみました。
一緒に喜んだり、一緒に感じてくれる人がいると、自分でいいのだ。という感覚を積み重ねていけます。
こんな事思いついた自分ってすごい!と思うか、
こんな事思いついた自分ってダメな奴だ・・・と思うか、って
自分の根っこを育てている今、とっても大事なことです。
これは何かとか、誰かより上手だ、何のために、などの根拠や理由。そんなのが要らない自信を積み重ねる。
この作品のように、自分らしさが積み重なっていきます!
終了後も、部屋の隅で余った破片で作り続ける子もいました。
否定されず、口出しされず、評価されず、自分の世界に没頭できる時間。よっぽど楽しかったのだろうな~~
隣で一緒に感じ、伴走していきたいと思っています✨
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