子ども達は自分の育ちたい方向を知っている。
植物が、光に向かって枝葉を伸ばすように
喜びをもたらしてくれそうな方向に、手を伸ばしていけば
自分の本当の喜びにたどり着くことを。
こんにちは。アートあそびラボの苅部(かるべ)洋子です。
保育園でのアートあそびの時間。
「画面に雪を降らせてみよう」
と言う私の提案をよそに、それぞれが好きな事をやっていく子ども達。
・「(絵の具を)直接流していい?」どーぞどーぞ。
・画面に溜まった墨と絵の具を、手でまぜてみる。「気持ちいい~♪」
・墨で書いた上にティッシュを敷き詰める。ティッシュの上から描いてみる。
・「雪の上にタオルがあるの」と、自分のイメージを描き表現する。
子ども達の表情は、うれしそうに輝いている。
何だろう、その「喜び」って。
・自分のヒラメキを確かめる喜び✨
・心地よさを感じる喜び✨
・自分で何かを発見した喜び✨
・自分のイメージを表現できた喜び✨
もしかして
興味関心とは、「自分に喜びをもたらせてくれそうな事」なんじゃないか?
ワクワクする、ドキドキする、はもちろん
知る、確かめる、達成する、叶える。感じる。いろいろな「喜び」が根底にある。
赤ちゃんも大人も、自分に喜びをもたらしてくれそうな事、物に手を伸ばす。
植物が、光に向かって枝葉を伸ばすように。
例えば、洋服を買いに行って、
無意識に好きな感じのものに手を伸ばす。
自分に喜びをもたらしてくれそうじゃない?✨
そして、喜びは人それぞれ違う。
子ども達は自分の育ちたい方向を知っている。
興味関心と言う羅針盤をもとに
喜びをもたらしてくれそうな方向に、手を伸ばしていけば
自分の本当の喜びにたどり着くことを。
自分の喜びを知っていくこと。
それが、自分を知っていくことでもあり
自分の本当の願いを知り、実現していく力の源となる。
子ども達の行動が腑に落ちた。
アート×遊び=自分の興味関心(自分の世界)を探求し表現する事。
自分の根っこを育てる・・・自分が何が好きで、何に心を動かし、何を心地よいかを知っていく。
アートあそびは、
自分を信頼し、自分の人生を、自分で決めて自分で創っていく力を培う時間。
と思って、子ども達と一緒に遊んでいます。
コメントをお書きください