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破いて、切って、壊して、そして創って遊ぶ

こんにちは、アートあそびラボの苅部洋子(かるべようこ)です。

 

横浜市内の保育園での、アートあそびの時間。

アルミホイルで遊ぶことから始めました。

 

思いっ切り引き出す、ちぎる、細かい破片を集めて飛ばす(銀色の雪が降る!)

丸める、それを積み木で叩いてつぶす、アルミホイルの上を歩く、スライディングする。などなど

どんどん変化するし、軽くて扱いやすい💛音もシャラシャラと心地よい。

アルミホイルって、めちゃくちゃ遊べる素材💛

先生もグルグル巻きにしちゃいまーす!

 保温効果もばっちり✨

そのうちに彼らは、握ると自由に形が作れる事に気づきます。

自然に何かを創りはじめます。

サインペンやテープなどを置いておくと

いつの間にかみんなが、自分の創りだすものに集中し始めます。

 

拡散と集中。

「遊び」から「創る」モードに自然に入っていく。

 

先生達との<振り返りの対話>で、子ども達の様子を掘り下げてみました。

 

まず新しい素材を見る

手を伸ばす

破る、折る、握る、たたく、等をして

どのくらいの力で切れるのか、折れるのか、どうするとどうなるのか

を試してみる

「これができるなら、こんなことがしてみたい!」とひらめく

創造を楽しみ、遊びを生み出していく

 

破る、折る、握る、たたく、投げる、丸める、等々は

<それを知る>ために必要な行為なのかも。

大人も新しいものを確かめるときに,コンコンたたいたり、いろいろ試してみますよね。

 

究極、壊してみるのが一番、そのものを理解しやすい。

 

どうしたらどうなるか、それが何者なのかを知る。

子ども達は未知のものを触り、壊しながら、世界を知っていくのかもしれません✨

空き箱を持って「これで何か作る!」と目を輝かせる人もいます。

全くアルミホイルを使わなくたって、全然OK✨

思い切り、壊して、破いて遊び、自分の感覚に集中する時間でした。

 

集める、寝る、踏む

全身で浴びるように、アルミホイルで遊ぶ人たち。

あ~楽しかった💛