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新しいことを体験し、目の前の物事をどんどん取り込んでいく。それを次の探求へつなげ、何かを創造していく子ども達

こんにちは。アートあそびラボの苅部洋子(かるべようこ)です。

 

横浜市内の保育園で

先月、そこにあるもので、勝手に考え、勝手に工夫し、勝手に遊んでいた年長さんたち。

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勝手に考え、試し、工夫し、秩序を生み出し、他者を思いやる子ども達のたくましさを見た

 

今月は、これを作ります、という見本があり、手順のある

Tシャツ染めに、挑戦しました。

 

始めてやることは、ちゃんと話を聞いて神妙に始めます。

だいたい様子がわかってきて、

あっという間に、道具も使いこなせるようになってくると

探求が始まります。

「こうしてみたい!」「こうしたらどうなるのか?」

自分たちで布を縛り、自由に染料をかけていきます。

全部の色が混ざって、布はどんどん黒ずんできます。

 

大人達は、まあいっか。と見守ります。

 

ひと通り満足してから、

布を広げてみると

思いがけない模様がうまれ、深い美しい色で染まっていました。

<これを作るという目的>と<ここにあるもので遊ぶのが目的>どちらもあっていい。

子ども達は柔軟です。

新しいことを体験し、目の前の物やことを、どんどん取り込んでいく。

そして次の探求へつなげ、何かを創造していく力があります。

 

体験したことを1回で終わらせずに

日常で、自由に、何度も試せる環境を作れたらいいなあ、と思います。

 

大人が気持ちをゆるめ、子ども達にゆだねる。

体験を探求につなげていける環境を整えて、見守る。

そうすればきっと、

 

取り込んだ体験を生かし、どんどん新しいことを発見し

道具や素材を使いこなしていくでしょう