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子どもの「ヤダ」「自分で」は、自分の可能性に挑戦している

都内の保育園での美術の時間。

 

おためし参加の3歳(まだ2歳?)のRくん。

ハサミで切りたい。そして広げてみたり、ハサミはどういうものか知りたい。

素材を探求し続ける。

段ボールに竹ひごが刺さることを発見。

 

見てる大人はついつい手が出る。段ボール切るのはちょっと無理じゃない~??

 

「切ってあげようか?」「ヤダ」

「こっちの紙なら切りやすいよ」「ヤダ」

 

とにかく自分でやることに意義があるみたい。

最後は、自分で作った、旗のようなものを、すごー――くうれしそうに見せに来た。

同じく、おためし参加の3歳Aくん。

クラフトテープを切る、貼る事に没頭。ず~っとやり続ける。

 

「ここ、すぐ剝がれちゃうから、貼ってあげようか?」「ヤダ」

 

その後、自分で考えて、補強していました。

子ども達は、誰かの「自分で切りたい!」という気持ちを、わかっているのか

「持っててあげるよ」と、協力しあいます。

(大人みたいに手はださない)

あちらこちらで、いろいろな事に挑戦し、自分の力を確認する。

そんな熱気にあふれた時間でした。

 

どうやら、切る貼ることが目的ではなくて、

子ども達は、自分でできる事、可能性に挑戦しつづけ

自分の成長を喜んでいる。

 

そうやっていくうちに、形になり、

公園、お家、船、サメ、アイアンマン(自分が作品)などなどになる。

自分の中の何かとつながり、自分の世界観が表れてくる。

 

作品を見せにくる子達は、とっても誇らしげな表情をしていました!

子ども達は、自分の意志で成長しているんですねーーーー✨

お邪魔にならないように、見守らせていただきます。