都内の保育園での美術の時間。
長い紙にクレヨンや絵の具で遊んでみた。
初めて参加する子や、2,3回目の子達は、絵の具を混ぜ続ける。
あーしてこーしたら、どうなるのか、を試すように
ティッシュで吸い取ってみたり、へらで擦ってみたり。
紙面の上で変化する色や水を、じっと見つめている。
1,2年前は全部の色を混ぜて遊んでいた子達は
微妙な色を生み出し、自分でOKを出して「できた~」と持ってくる。
理屈で色の混色を覚えることよりも
自分で、色をとことん混ぜて遊ぶ体験が
彼らの中で積み重なって、表現として現れるような気がする。
早々に作品を仕上げた子たちが、暇そうにしているので
片付けついでに「絵の具を混ぜていいよ」と言ってみた。
嬉々として色水を混ぜ始めた。
そのうちに、色水を満タンになるまで、容器にを入れることに挑戦!
ついつい表面張力を教えたくなる・・・
そんなことは、子ども達には関係ない。
満タンになった水をどうするか。床にこぼすと怒られそう~
そして、
スポンジで、紙コップに水を移動させられることに気づいた!
スポンジで吸い取って、別の容器に絞る。
そうすれば、こぼさずに片づけられる!
せっせと、色水を移動する子ども達。
こぼれた水も、スポンジで拭いては絞る。
「こうすればきれいになるね!」とのこと。
すごいこと発見したね~~✨
子ども達は遊びながら、いろいろな体験をする。
何を発見しなくても、学ばなくてもいいけれど、
自分が目の前のモノやコトに関わり、起きる変化を体験している。
「こーしたらこーなりますよーー」と教えられても、そんなに楽しくなさそう。
遊びながら、自分でひらめいて、自分で見つけるって喜びが違う。
そして、その瞬間の輝いた瞳に出会えると、彼らといるのが楽しくなってくる✨
彼らが何かに熱中していたら、一緒にワクワクしながら見守りたい✨
コメントをお書きください